コアリーダー(平成26年度参加青年報告)1 

このレポートは、平成26年度の埼玉IYEO主催の帰国報告会の際に配付された資料に添付されたものを転載したものです。

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(全国ボランティア団体協議会(NCVO)スタッフとコアリーダー(イギリス))

 私は理学療法士として急性期医療を担う病院に勤務している。対象となる患者は脳卒中、整形外科、癌等多岐に及んでいる。そのなかで一番力を注いでいる分野として新生児をはじめとする小児の障害児を対象とするものである。

 特に対象としている児童は主に重症心身障害児であり、経管栄養や人工呼吸器管理を必要としている。加えて出産時のトラブルが原因で低酸素脳症となり、将来的には脳性麻痺へ移行することが示唆される新生児に対してもリハビリを行い、早期の療育の必要性を両親へ啓蒙している。

 そうした児と家族に日々接しているなかで、退院後の生活を社会的なサービスを含めてどのように過ごしているのかということを疑問に感じるようになった。

 もともと子供は年齢を重ねるにつれ、一次性徴と二次性徴を経て身体的な発達を遂げることとなる。一方で、家族という小さなコミュニティーから幼稚園、小学校、中学校等へと進学していき就学終了後は就労していく。このような多くの集団にかかわりながら社会的な発達をすることとなる。
 また、成長を問わず、趣味等の余暇活動に参加することで就学・就労では得られない経験をし、より深みのある人間へと発達していく。

 私は、このような社会的発達や趣味活動は、障害の有無にかかわらず機会が保障されていなければならないと考え、障害者の成長を支える環境整備に、社会福祉制度、医療制度、サービスを提供する専門家達の連携がどのように行われているかを学び、私の地域に還元する方法を学ぶ事を目的に視察をすることとした。

 そして、英国派遣を終え、私は医療分野で活動を行っている専門職も医療のことだけを考えているのではならないことを痛感した。なぜならば、医療もサービスの1つであるからだ。
 このようにして専門分野が連携する事で障害者を包括的に支えていく必要があると考えた。

[ 2014/10/21 21:35 ] 事業参加報告 | TB(0) | CM(0)

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