帰国報告会及び事後活動紹介(帰国報告編) 

2日目、帰国報告会と事後活動紹介について報告します。
さすが全国大会、5つの事業についてしっかりとした報告が聞けたと思います。

自分が発表したころを振り返ってみると、帰国したばかりのころは、派遣地でのビジュアル的な記憶やすばらしい体験への感動が先走り、報告というと、どこを見てきた、これをやってきたということばかりだったと反省しているのですが、
今回の皆さんの報告は、もう既に帰国後=事後活動について、自分が得た体験をどのように社会に還元していくか、今後いかしていくかということについて真摯に取り組んでいるということがとてもわかるものでした。

20101128報告者全員壇上へ.JPG

報告後、ステージ上に一堂に会した派遣青年です。
今回の報告を通じて、皆さんそれぞれにまた自分の目標が明確になったのではないでしょうか。


これが2日目のメーンとも言える行事である以上、手元にあるメモをもとに、それなりにまじめにレポートしました。
コンテンツが長いので、以下の記事は折り畳みました。詳細は、下をクリックして読み進んでくださいね。
(このトピックの帰国報告会の後は、パネルトークもありました)

1 平成21年度第36回東南アジア青年の船

印象に残っていること、今後どのようにかかわっていくか、今後どのように社会に貢献していくかという3つに絞ったお話がありました。

印象に残っているホームステイは、フィリピン、マレーシア、シンガポール、タイ、ブルネイで2泊3日。現地の生活に入ることにより、文化を体験、いろいろな方々に出会い、異文化との触れ合い、家族とのきずなを知ることができたということです。

逆に、苦労したことは、ほとんど何もなかった。それは、価値観、文化、宗教、言語、習慣、人一人が形成される要素はたくさんあり、問題を苦労ととらえずに個性ととらえていこう、相手の方を理解しようという姿勢、理解してもらおうという姿勢を持つようにしていたからだということです。

今後の活動については、それぞれが既に活動を開始しているということで、事例の紹介をいただきました。



2 平成21年度第22回世界青年の船

ピースカフェとジャパンカフェという2つの取り組みを行っている参加青年から、それぞれ発表がありました。

ピースカフェとは、カフェのような自由な雰囲気で平和について考えてもらおうというコンセプトで船の中で行っていた活動です。参加青年と関連の深い広島を初めとして、ゲリラ、紛争、沖縄などのテーマで実施しました。
青年の船下船後、ギリシャの青年からの招きでギリシャでもピースカフェを行ってきたこと、そこでギリシャ人からの感想についての紹介、今後の取り組みの意欲についてお話をいただきました。

ジャパンカフェとは、バーレーン共和国、アジア首長国連邦にて、参加青年や船に乗っていないローカルの青年を対象に日本文化、世界青年の船について紹介する活動です。習字、折り紙、和菓子などの体験を行ったそうです。
このような活動もネットワークができたからこそ可能になったことで、今後は、青年の船事業に参加した13カ国で継続して開催し、現地の船に乗っていない青年とも交流したいとのことです。

最後に、参加青年がステージに上がり、オマーン青年から教わったという愉快なアラビア語の歌を披露していただきました。
20101128世界船オマーンの歌.JPG



3 平成22年度第17回国際青年育成交流事業(リトアニア)

3人が出席予定でしたが、2人が体調不良で出席できず、残り1人発表者の活動を通しての体験して得たことについて、印象深いスライドとともにお話いただきました。

リトアニアでは英語教育が浸透しており、現地では英語でのコミュニケーションが多かったこと。英語について、最初はヒアリングがついていかずに苦労したところがあったが、ホームステイで出会ったホストファミリーに同じ世代の女の子がいて、彼女が10話して、自分が1返すという状況の中で、ヒアリングもよくなってきたこと。最後のディスカッションプログラムでは英語が上達したと実感したこと、言語というのは耳で聞いて覚えるものだということがわかったとのことです。

日本に帰国し、もうすっかりみんなリトアニアが大好きになった、それだけ充実したものだったようです。
今後、どういうふうにかかわっていきたいかについては、バルト3国でOBOG会が結成されているので、そこのネットワークを通じて、IYEOの中で事後活動を取り組んでいきたい、いつか留学したいという夢で結んでいただきました。



4 平成21年度第24回日本韓国親善交流

一番心に残っていることは、韓国人青年との交流とホームステイでしたが、ホームステイにおいて、ホストマザーの結婚式のときに着た韓服を着せてもらったという心温まるエピソードを教えていただきました。

今後、韓国とどのようにかかわっていきたいかについては、交流のかけ橋をかけていきたい。折り畳みの橋ではなく、永続的な橋として一人の日本人としてなりたいということや、派遣がゴールではなく、派遣して得た貴重な経験、知識、思いを私たちだけにとどめておくのではなく、事後活動を充実させていく。
派遣事業で学んだことをどのように生かしていくかについては、隣国とは、地理的な隣ではなく、人と人との心の距離として隣人のいる国であり、縁やきずなを私たちだけにとどめず、横にも縦にもつなげ、もっと日本に興味を持つ青年をつくっていくということに取り組んでいきたいということです。

なお、日本人が韓国文化を紹介するよりも、直接韓国人から韓国文化を紹介してもらった方がいいという声があるけれども、日本人である私たちが自分の思いや生の実体験を持って紹介するという意義にも触れていただきました。

この事業に参加するに当たって、日韓の新しい関係構築について考えてきた。歴史認識について考え直したいということ、今まで考えていた過去の状況から現在、未来という方向性に固執せず、未来創造、現在、過去というふうに見詰め直していくように心がけたそうです。
20101128韓国団報告.JPG




5 コアリーダー育成プログラム 高齢者福祉分野ドイツ派遣

発表者はホームヘルパーの仕事をしているそうです。
ドイツ、日本ともに少子高齢化が問題で、状況はほとんど酷似しているそうです。
幾つかの施設の紹介を通じて、ドイツにおける高齢者福祉についての特徴的な取り組みの紹介をいただきました。


高齢者の主体性がある。施設ごとに入居者の希望や苦情を伝える入所者代表委員会がある。


多世代住宅プロジェクトでは、建物の企画、建設、運営まで住民主体で行われている。


地域づくりとして、幼稚園を公民館のようにして、500以上のグラブが自己運営されている。ボランティアが95人で、その4分の1が高齢者である。

ドイツはお話を聞くのが上手で、どの分野でも相手のニーズをつかんで把握して、よりよい運営とか改善しているそうです。
相手の生の声を聞いて、その人のできることを探っていくという姿勢を見て、もしかして自分は高齢者のを助けているのではなく、やり過ぎているのではないかと自分の仕事を振り返って実感することがあったとのことです。
(以上)

パネルトークを見る。)
[ 2010/11/28 10:10 ] 全国大会2010 | TB(0) | CM(0)

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